体調不良は”なりたいから”なる?

体調を崩すときって、なぜか大事な予定や嫌な予定の前だったりしますよね。
絶対に休めない予定だと苦しいですが、休むことができる予定なら「ちょっとホッとした」と感じることもあるのではないでしょうか。
私は昔から体力がなく、長距離走が苦手でした。
何度も気胸を繰り返していたので、体力もつきにくかったんですよね。
そのため、持久走とシャトルランは苦痛でしかなかったです。
そして、持久走やシャトルランがある日に限って、お腹が痛くなったり体が重くなったりするんですよね。
当時はただ「嫌だな」と思っていただけでしたが、今振り返ると、あれは心が身体にブレーキをかけていたのかもしれません。
「今日はもう走らなくていい」と体が代わりに訴えてくれていた——
そう思うと、「病は気から」という言葉の意味が少し違って見えてきます。
もちろん、病気や体調不良をすべて心のせいにすることはできません。
でも、「なぜこのタイミングで?」と感じる出来事には、心の影響が含まれていることがある気がします。
- 嫌なことから逃げたい
- 無理をしている自分を止めたい
そんな心の声が、体調不良という形で現れていたのかもしれません。
大人になった今でも、気が進まない予定の前に限って頭痛がしたり、体が重くなることはあります。
そのため、私は体調を崩したときに「ただの不運」と思わず、心のサインとして受け止めるようにしています。
- やりたくないことを抱えていないか
- 休みたい気持ちに気づいていないのではないか
このように、振り返るきっかけにすると、不思議と気持ちが楽になることも多いです。
私がやりたくないことをやりたくてやっている人もいます。
それならば、その人たちにお願いしたほうが良いですね。
「みんな頑張っているから自分も頑張ろう」と無理をするより、「お願いできそうな人はいないかな?」と考えてみるほうが建設的な気がします。
一度立ち止まって、周りを見渡して見るのも良いのかもしれません。
あなたは、体調を崩したとき、その裏にどんな心の声が隠れていると思いますか。
もしかしたらそれは、「頑張りすぎているよ」という自分からの優しい合図なのかもしれません。