小さな違和感がくれた大きな気づき
Shunsuke
心の落書き帳
「さすがにそれは起きないよね」
仕事をしていると、そんな言葉をよく耳にします。
でも、起きそうにないことほど、起きたときの影響は大きいものです。
そして、さらには「起こらないこと」として設計されていることが多いです。
たとえば、こんなケースです。
どれもめったに起きないことです。
でも、起きたときの損失は大きいですよね。
大事なのは、「発生確率 × インパクト = 期待損益」という考え方です。
直感よりも、計算できる知性が必要になります。
「確率が低い」を安心材料にしてしまうと、運を頼りに生きていくことになってしまいます。
何事も、”成果を生み出す構造”をつくる前に、”破滅しない構造”をつくる必要があります。
たとえば、「投資を始める前に、生活防衛資金を準備する」みたいな話ですね。
すべてのシナリオが崩れたときでも、なんとかやっていけるだけの土台は必要です。
想定外の出来事は、いつか必ずやってきます。
だからこそ、来たときに壊れない設計が必要です。
あなたにとって、「起きたら終わること」は何ですか?
その未来を「起きそうにない」で済ませていませんか?
まずは、その可能性をひとつずつ減らしていくこと——
それが、あなたの人生においての最優先事項なのかもしれません。