エッセイ

「羨望」という大罪

Shunsuke

あなたには憧れの人はいますか?

多くの人が、他者に対して「あの人のようになりたい」といった羨望を抱きます。
でも、あなたは本当に「あの人のようになりたい」のでしょうか?

「あの人のようになりたい」というのは、「その人が持つものを自分のものと交換したい」ということです。
「あなた」を完全に排除して、完全に入れ替わらなければ「憧れのあの人」にはなれないんですよね。

そこまで言われると、多くの人が「あの人のようになりたくない」のではないかと思います。

自分の家族や友人を失いたくないし、ましてや、その人の持つ問題まで引き受けたくはないですよね。

羨望は無駄な感情のため、極力避けたほうが良いです。
チャーリー・マンガーは「羨望は大罪である」とまで言い切っています。

だれかが自分よりも速く儲けていることを気にするのは、大罪です。羨望は唯一、どうやっても楽しむことができないつまらない罪です。痛みは大きいのにまったく楽しくありません。そんな道を進む必要があるでしょうか。

チャーリー・マンガーの実践グレアム式バリュー投資 ——  トレン・グリフィン

誰かを羨んでも自分が不幸になるだけです。
それなら、誰かを羨むのではなく、すべての人から学ぼうとすることで、より豊かで満足のいく人生を送れるようになるのではないでしょうか。

ABOUT ME
Shunsuke
Shunsuke
エンジニア / 心理カウンセラー / 起業家
ひとりの未熟な人間として、現時点での思考を静かに書き残しています。
正しさよりも、気づきや安心を大切にしたい。
誰かの心が少しでもやわらぐ言葉を残せたらと思っています。

noteにも書いています。
https://note.com/shunsuke0112
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