誰もが悩みを抱えている

いつも幸せそうにしている人を見て、「あの人は悩みなんてないのだろう」と思い込む。
華々しい人のSNSを見て、それがその人の日常だと思い込む。
そして、美望を抱いて、その相手に嫉妬する。
相手と自分を比較して、劣等感を抱く。
多くの人がこのような思い込みにハマってしまいます。
どうしたらこのような思い込みから抜け出せるのでしょうか?
人は誰もが悩みを抱えています。
それは仕事のことだったり、人間関係のことだったり、小さなことから大きなことまで。
私自身、「あの人は悩みなんてないんだろうな」と思っていた人から相談を受けることもあります。
そんなとき、「やっぱり悩みがない人なんていないんだな」と改めて思い直します。
私たちは見えるものがすべてだと思い込んでしまいます。
しかし、誰にでも人に話せないような悩みがあるし、見せたくない日常があるものです。
それは日常生活でもSNSでも同じで、どんな人でも少なからず悩みがあるんですよね。
他人から見れば、私も“悩みがない人”のように映っているのかもしれません。
いつも明るく振る舞っている人でも、実は人間関係がうまくいっていないかもしれない。
SNSでいつも豪華な食事の写真を投稿している人も、実は生活に困っているかもしれない。
真実というのは、表面だけ見ているだけではわからないものです。
そのため、美んだり、比較したりするのではなく、自分中心で物事を考える必要があります。
私の好きな言葉に次のような言葉があります。
その人と完全に、四六時中、100%入れ替わる覚悟がない限り、ねたんでも仕方がない
シリコンバレー最重要思想家 ナヴァル・ラヴィカント
SNSで華々しい生活を披露している人たちは、その分、大きな悩みを抱えているはずです。
その悩みも一緒に受け入れる覚悟がなければ、ねたんだり、美んだりしても仕方がないんですよね。
それよりも、自分の悩みと真剣に向き合ってみるほうが、きっと人生はうまく回りだすと思います。
誰かと比較するのではなく、自分と向き合いたいですね。