エッセイ

自分の好きな自分でいい

Shunsuke

あなたは今日すれ違った人にどんな人がいたか覚えていますか?
数日前に会った友人がどんな服装だったか覚えていますか?

よほど印象的なことがなければ覚えていないと思います。
少し気になったことがあっても数日経てば忘れてしまうことも多いでしょう。

それと同じように、相手も自分のことはあまり見てないんですよね。
自分が思っているほど他人は自分に興味がないです。

でも、そうやって考えるのは案外難しいものです。
相手も、自分と同じように、自分のことを見ているように感じてしまいます。

髪の色を変えようと、新しく買った服を着ようと、あなたのことを知らない人にとっては、今のあなたがいつものあなたなんですよね。
あなたのことを知っている人にとっても、それは些細な違いで、気に止めるようなことではないかもしれません。

私は目が悪いので常にメガネをかけています。
普段使いのメガネと就寝時のメガネを持っています。
デザインは全然違うので、どちらをかけるかで印象も大きく変わります。

目が疲れているときは就寝時のメガネで出かけることもあるのですが、そのことに触れてくれる人もいれば、そうでない人もいます。
このように、自分の中では大きな違いですが、人によっては受け流せるほどのことなんですよね。
もしくは気づいていないのかもしれません。

周りから見るとその程度なので、「褒めてもらえるかな?」と期待したり、「似合ってるかな?」と不安に感じたりするのは不毛な気がします。
そんなことを考えるより、「自分のためにする」と決めてしまったほうが気分が良いです。

「”見られる仕事”だから」という人もいると思いますが、プライベートくらいは自分の好きにして良いんじゃないかなと思います。
常に誰かのために自分を作っていたら、いつしか自分が何者だかわからなくなってしまいます。

「誰かのために」ではなく、「自分のお気に入りだから」、「テンションが上がるから」で良いと思います。
そのほうが、結果としてあなたは輝いていると思いますよ。

ABOUT ME
Shunsuke
Shunsuke
エンジニア / 心理カウンセラー / 起業家
ひとりの未熟な人間として、現時点での思考を静かに書き残しています。
正しさよりも、気づきや安心を大切にしたい。
誰かの心が少しでもやわらぐ言葉を残せたらと思っています。

noteにも書いています。
https://note.com/shunsuke0112
記事URLをコピーしました