エッセイ

世界を変えるより視点を変える

Shunsuke

雨の日が苦手な人は多いですよね。
濡れるのは嫌だし、予定も狂ってしまうかもしれません。

でも、雨が降らないようにすることなんてできないですよね。
それならば、雨を楽しむほうがよっぽど簡単だと思いませんか?

お気に入りの傘を用意しておいたり、予定を変更して家でゆっくり読書をしたり——
視点を変えるだけで、嫌だった雨の日が少し特別な日に変わるんですよね。

世界を変えようとするのは、そう簡単なことではありません。
自分の力ではどうにもならないことがほとんどで、変えられる部分があったとしても時間はかかります。

でも、自分の視点を変えることは、今すぐにできるんですよね。

「なんでこんなことが起きるんだろう」と嘆くのではなく、「この状況をどう楽しもうか」と考える。
それだけで、心の持ちようは大きく変わります。

仕事でうまくいかないことがあったとき、「なんて不運なんだ」と思うこともできますし、「これは成長のチャンスだ」と捉えることもできます。
どちらを選ぶかで、その後の行動も気持ちも変わってくるんですよね。

もちろん、世界を良くしようとする努力は素晴らしいことです。
でも、それと同じくらい、物事への向き合い方を考えることも大切だと思います。

「世界は自分の心を映す鏡のようなもの」だと、よく言いますよね。
同じ物事でも、それを「幸運だ」と思う人もいれば、「不幸だ」と思う人もいます。

だからこそ、まずは自分の視点を変えてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

雨を楽しむように、今の状況を楽しむ。
それだけで、世界は少しだけ優しくなるものです。

ABOUT ME
Shunsuke
Shunsuke
エンジニア / 心理カウンセラー / 起業家
ひとりの未熟な人間として、現時点での思考を静かに書き残しています。
正しさよりも、気づきや安心を大切にしたい。
誰かの心が少しでもやわらぐ言葉を残せたらと思っています。

noteにも書いています。
https://note.com/shunsuke0112
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