ストレスで体調を崩すのはなぜ?|心と体のつながりに気づくセルフケアの第一歩

Shunsuke

嫌な予定の前に限って、体調を崩す。
絶対に休めない日に限って、お腹が痛くなる。

そんな経験、ありませんか?

「たまたま体調が悪かっただけ」と片付けてしまいがちですが、もしかしたらそれは、心が体を通じて何かを伝えようとしているのかもしれません。

この記事では、ストレスと体調不良のつながりと、心のサインに気づくためのセルフケアについてお話しします。

ストレスで体調を崩すのはなぜか?

「心と体はつながっている」とよく言いますが、実際にどうつながっているのでしょうか。

心が体にブレーキをかけている

子どもの頃、持久走やシャトルランがある日に限って、お腹が痛くなったり体が重くなったりすることがありました。
当時はただ「嫌だな」と思っていただけでしたが、今振り返ると、あれは心が体にブレーキをかけていたのかもしれません。
「今日はもう走らなくていい」と、体が代わりに訴えてくれていた。

「病は気から」という言葉がありますが、これは「気持ちの問題だ」という意味ではないと思います。
むしろ、「心の状態が体に影響を与える」ということを表しているのではないでしょうか。

もちろん、体調不良のすべてを心のせいにすることはできません。
でも、「なぜこのタイミングで?」と感じるような不調には、心の影響が含まれていることがあるように思います。

ストレスに敏感なことは弱さではない

ストレスを感じやすい人は、自分のことを「弱い」と思ってしまうことがあるかもしれません。

でも、作家のphaさんはこう述べています。

人一倍だるがりですぐに疲れてしまう自分は、社会の中での「炭鉱のカナリア」みたいなものだと思ったりする。ストレスに弱い人のほうが状況のおかしさを一番早く察知できる。

ストレスに敏感だと、環境の異変にいち早く気づける。

体調を崩しやすいのは弱さではなく、心と体のセンサーが敏感に働いている証拠なのかもしれません。

心に余裕がないと感じているときは、こちらの記事も参考になるかもしれません。
心の余裕の作り方|余裕がない原因と「スラック」で心のゆとりを取り戻す方法

体調不良は「心のサイン」かもしれない

体調を崩したとき、「ただの不運」と思わず、少し立ち止まって考えてみてほしいことがあります。

体調を崩すタイミングを振り返ってみる

体調を崩したとき、こんなことを自分に問いかけてみてください。

  • やりたくないことを抱えていないか
  • 休みたい気持ちに気づいていないのではないか
  • 無理をしている自覚はないか

大人になった今でも、気が進まない予定の前に限って頭痛がしたり、体が重くなることはあります。

体調を崩す裏には、こんな心の声が隠れているかもしれません。

「嫌なことから逃げたい」
「無理をしている自分を止めたい」
「少し休ませてほしい」

心の天気は「晴れ」だけではない

臨床心理学者の河合隼雄さんは、こんなことを語っています。

暴風雨こみで「天気」というものなのだと実感すれば、それなりに自分で対応することになる。雨なら傘をさすとか、嵐なら雨戸閉めるとか。

心の天気は、いつも晴れである必要はありません。
雨の日や嵐の日があるのは自然なことです。

大切なのは、「今日の心の天気はどうかな?」と気づくこと。
そして、雨の日なら雨の日なりの過ごし方をすることではないでしょうか。

体調不良という形で現れた「雨」を無視して走り続けるよりも、一度立ち止まって傘をさすほうが、結果的にうまくいくことが多いように思います。

心のサインに気づいたらどうすればいいか?

体調不良が心のサインだと気づいたら、どう対処すればいいのでしょうか。

「ただの不運」と片付けない

まずは、体調を崩したことを「ただの不運」と片付けずに、心のサインとして受け止めてみてください。

「また体調を崩してしまった」と自分を責めるのではなく、「心が何かを訴えているのかもしれない」と捉え直すだけで、不思議と気持ちが楽になることがあります。

やりたくないことを手放す・人に頼る

自分がやりたくないことを、やりたくてやっている人は必ずいます。
「みんな頑張っているから自分も頑張ろう」と無理をするよりも、「お願いできそうな人はいないかな?」と考えてみるほうが建設的です。

phaさんもこう述べています。

「自分でやったほうが早い病」になってしまうのは、完璧主義すぎたり、他人をあまり信用できてなかったりするせいじゃないだろうか。でも、世の中に完璧なんてないんだし、一人でできることには限界があるし、適当に人に任せて適当にできあがる部分があるぐらいが自然なものだ。

すべてを自分で抱え込む必要はありません。

手放せるものは手放して、頼れる人には頼る。

それも立派なセルフケアです。

疲れて何もしたくないときの向き合い方については、こちらの記事で解説しています。
疲れた何もしたくないときの対処法|立ち止まる勇気と過剰のワナから抜け出す方法

十分に眠る

体調を崩しやすいとき、まず見直してほしいのが睡眠です。

睡眠をバカにしてはいけない、睡眠こそが長生きや幸せのすべての源だ。

心に余裕がなくなると、睡眠時間を削ってしまいがちです。
でも、睡眠が足りていないと、心も体も回復できません。

「最近、ちゃんと眠れているかな?」

そう問いかけてみるだけでも、セルフケアの第一歩になるのではないでしょうか。

仕事が忙しくて休めないと感じているときは、こちらの記事も参考にしてみてください。
仕事で疲れたのに休めない時の対処法|罪悪感なく心を守る3ステップ

まとめ:体調不良は心からの「優しい合図」かもしれない

ストレスと体調不良のつながりについてお伝えしました。

  • 嫌な予定の前に体調を崩すのは、心が体にブレーキをかけているサイン
  • ストレスに敏感なことは弱さではなく、心のセンサーが働いている証拠
  • 体調不良を「ただの不運」と片付けず、心のサインとして受け止めてみる
  • やりたくないことを抱えていないか、無理をしていないか振り返る
  • すべてを自分で抱え込まず、手放せるものは手放す
  • まずは睡眠を見直すことがセルフケアの基本

体調を崩したとき、「また自分は弱いな」と責めなくて大丈夫です。
もしかしたらそれは、「頑張りすぎているよ」という、心からの優しい合図なのかもしれません。

その合図に気づいて、少しだけ立ち止まってみる。

それだけで、心も体も少しずつ楽になっていくのではないでしょうか。

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参考文献

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Shunsuke
エンジニア / 心理カウンセラー / 起業家
ひとりの未熟な人間として、現時点での思考を静かに書き残しています。
正しさよりも、気づきや安心を大切にしたい。
誰かの心が少しでもやわらぐ言葉を残せたらと思っています。

尊敬する人物はチャーリー・マンガーとウォーレン・バフェット。
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