願い事をしない神社通い
「神様を信じますか?」
そう聞かれたら、あなたはどう答えますか?
いきなり聞かれると、少し身構えてしまいますよね。
「いると思う」と答えるのも「いないと思う」と答えるのも、なんだか落ち着かない気がします。
実は、神様や仏様を信仰している人には成功者が多いと言われています。
たとえば京セラを創業した稲盛和夫さんは、出家して僧侶にもなっています。
自己受容においては「ありのままを受け入れてもらう」ということが重要です。
神様や仏様は、ありのままの自分を受け入れてくれる存在です。
自分を受け入れられると、他人の評価に振り回されなくなります。
人からどう見られるかを気にせずに済むので、そのぶん自分のやりたいことに力を注げるようになります。
信仰している人に成功者が多いのは、そのためだと考えられています。
ちなみにこれらの話は、野口嘉則さんのオンライン自己実現塾で学んだことです。
自己実現塾は毎年10月に募集があり、もうすぐ今年の募集が始まります。
私がこれまでにしてきた自己投資の中で、最も価値があったと感じているものです。
興味があればぜひ。
そんな話を聞いて、「神様、信じてみてもよいかも」と思うようになりました。
それまでは信じてなかったわけではないのですが、あまり身近なものではありませんでした。
そこで、とりあえず神社に通ってみることにしました。
ちょうど家と駅の間に神社があったんですよね。
高輪神社という、マンションやビルの間にある神社です。
高輪神社に祀られているのは、宇迦御魂神(ウカノミタマノカミ)という神様です。
宇迦御魂神様はお稲荷さんとして親しまれている神様です。
お稲荷さんと聞くとキツネを思い浮かべますが、キツネは神様の眷属(使い)です。
もともと毎日外に出るようにはしていたので、その途中で寄るだけです。
最初は「ついでに」って感じでしたが、次第に「今日行ってないから行かないと」という気持ちになってきました。
なんだかんだで、それから引っ越すまでの2年間くらいはほぼ毎日通っていました。
神社では願い事をするのが一般的ですよね。
でも私は、願い事ではなく感謝をするようにしていました。
これは『神様の御用人』という小説で読んだ話がもとになっています。
神様に感謝する人が少なくなってしまい、神様の力が弱まっている。
そこで、御用人と呼ばれる人の子が困っている神様を助けに行く。
というストーリーです。
そのため、本来の力を発揮できない神様や大切な記憶を失ってしまった神様たちが登場します。
ちなみに宇迦御魂神様も登場します。
「神様に感謝する」という習慣が身につくと、悪いことが起きても感謝できるようになったんですよね。
思いどおりにいかないことがあっても、「私の思いの及ばないところで、よいように運んでくれているはず」と感謝できるようになりました。
駅までの道に神社があったのは、たまたまです。
でも、そこに寄るようになったのは私が選んだことでした。
そして約2年間、そこで感謝を続けていました。
『神様の御用人』に、こんな言葉がありました。
「希望とか、愛とか、絆とか、目には見えないものはたくさんあるだろう? 神様も同じなんだよ。見えないからいないわけじゃない。見えないから、ぞんざいに扱っていいわけじゃない」
引っ越した先では、駅までの道に神社はありません。
それでも、思いどおりにいかないことがあったときに感謝する習慣は、今も残っています。
毎日のよりみちは終わりましたが、2年間通ったことは今の自分につながっています。
この投稿は、「第3回 みんなのよりみち|わたしのよりみち」への参加記事です。
Rondでは、メンバーそれぞれが自分の言葉で考え、外にひらいていく取り組みを行っています。
「みんなのよりみち」は、プロジェクトメンバーが自由にテーマを決め、参加者のみなさんと一緒に考えたり、書いたり、話したりする企画です。
今回は、「わたしのよりみち」をテーマに、よりみちした場所や、まっすぐ進まなかった道について考えます。