「早起きしない」という選択肢

幼い頃、新しいゲームを買ってもらったときは早起きして遊んでいました。
学校が終わったら一目散に帰ってきて遊んでいました。
翌日に楽しみがあると自然と早起きしてしまいますよね。
逆に翌日が嫌なことがあると、夜ふかしをしてしまったり、起きるのがつらかったりします。
- 明日早く起きないといけない
- 早く寝ないといけない
- でも眠れない
こんな経験、誰にでもありますよね。
そんな日々が続いて、「睡眠薬がないと眠れない」となってしまう人がいるのもわかる気がします。
そこで「どうしたら早起きができるんだろう?」と考える人も多いと思うのですが、そもそも、無理して早起きする必要はあるのでしょうか?
無理に寝ようとすると、逆に眠れなくなってしまいます。
それならむしろ、「寝なくてもいいや」と考えたほうが気持ちは楽になります。
たしかに遅刻することは良くないけど、無理をするのも良くないと思います。
「不眠症」と名前がついているくらいなので、「眠れない」という状態自体が体調不良です。
「起きなければいけない」という考え自体が無理をしている証拠です。
冠頭でも書きましたが、やりたいことがあれば自然と早起きできるものです。
もしくは自然と目が覚めます。
特にやりたいことがなくても、ずっと寝続けることはできません。
私も仕事が嫌なときは早起きする気にはなれません。
仕事が好きで、バリバリ働いている人が立派だと思われがちですが、仕事は「嫌じゃない」くらいで十分ではないでしょうか。
無理に仕事を好きになる必要もないと思います。
好きか嫌いかの二分法で考えるのではなく、その中間くらいを維持するほうが心地よく感じます。
だからこそ、「好き」と同じくらい「嫌い」「イヤ」という気持ちも大切にしていきたいですね。
「まずは早起きを習慣化しよう!」と意気込んでも長続きしません。
一般的に早起きは良いことだと思われていますが、早起きの必要がないなら無理をする必要はないと思います。
夜型の人だっています。
夜型の人が早起きして何かをするのは逆効果ですからね。
ただ、安易に「自分は夜型だ」と判断するのは良くないです。
私自身、以前は午前2時ごろ寝て、9時か10時ごろ起きていました。
今では遅くとも22時には寝て、5時かざ6時には自然と目が覚めるようになりました。
今の自分の状況・状態が、自分を夜型にさせているのかもしれません。
私は今のほうが心身ともに調子が良いですね。
夜型だと思っている人は、まずは無理してやっていたことを手放してみたり、夜やっていた楽しみを朝に移してみたりすると良いかもしれないですね。
それだけで朝が楽しみになるかもしれません。
世間体も大事ですが、それ以上に自分の健康を大事にしたいですね。