時間の作り方は「やめること」を決めるだけ|忙しさから抜け出す3つのステップ
「忙しすぎて、やりたいことができない」
「今日も気づいたら1日が終わっていた」
そんなふうに感じる日が続いていたら、
それは「時間の使い方」が原因なのではなく、「やめられないことが多すぎること」が原因なのかもしれません。
誰にでも平等に与えられているのが時間です。
その時間の使い方は、自分で選べるはずなんですよね。
でも、時間術や効率化を試しても、なかなか時間が作れない。
そんなときは、「何をやめるか」を決めることから始めてみませんか?
この記事では、時間を作るために「やめるべきこと」と、その見つけ方・実践方法を3つのステップでご紹介します。
「時間がない」の本当の原因は「やめられない」から?
時間術では解決しない理由
「もっと効率的に時間を使おう」
「スキマ時間を活用しよう」
そう思って、時間管理術の本を読んだり、アプリを試したりしたことはありませんか?
でも、しばらくすると元の生活に戻ってしまう。
そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
実は、時間術で解決しない理由があるんですよね。
それは、時間術は「どう詰め込むか」を考える方法だからです。
時間管理術の多くは、「限られた時間に、いかに多くのことを詰め込むか」という発想です。
でも、詰め込めば詰め込むほど、心の余裕はなくなってしまいます。
そして、いつか限界が来てしまう。
それなら、問題は”使い方”ではなく、”使っている量”なのかもしれません。
やめられない3つの理由
「やめたほうがいいのはわかっているんだけど、なかなかやめられない」
そう感じることはありませんか?
やめられない理由には、いくつかのパターンがあります。
1. 習慣化していて無意識にやっている
朝起きたらすぐにスマホを見る。
ちょっとした待ち時間にSNSを開いてしまう。
気づいたら、何時間も経っていた。
習慣化されていることは、無意識にやってしまうんですよね。
2. 「やるべきこと」だと思い込んでいる
「この会議には出席しなければならない」
「すべてのメールに返信しなければならない」
本当にそうでしょうか?
実は、「やるべき」と思っていることの多くは、やらなくても問題ないことだったりします。
3. やめることに罪悪感がある
「やめたら、周りから何か言われるんじゃないか」
「やめたら、自分がサボっていると思われるんじゃないか」
そんなふうに感じてしまうこともありますよね。
でも、自分が苦しんでまで続ける必要はないと思うんですよね。
時間を作るためにやめるべき3つのこと
それでは、具体的に何をやめたらいいのでしょうか?
ここでは、時間を作るためにやめるべき3つのことをご紹介します。
どれも私も実践していることなので、ぜひ取り入れてみてください。
1. 意味のない習慣をやめる
時間がないと感じるとき、私たちは「どう詰め込むか」を考えてしまいがちです。
でも、本当に必要なのは、「かわりに何をやめるか」を先に決めることです。
たとえば:
- 意味のない会議には出席しない
- SNSの通知はオフにする
- 買い物は最初に気になったもので即決する
これだけでも、思った以上に時間が戻ってきます。
また、判断に使っていたエネルギーも節約できます。
たとえば、毎朝20分費やしていた服選びをやめて、
同じ服を着るようにしただけで、朝の時間に余裕ができた、
という話もありますよね。
決断の回数を減らすだけで、日々は少しずつ軽くなっていきます。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
→ 決断疲れを防ぐための10の習慣|忙しい毎日でも判断力を保つ方法
2. 「べき」思考をやめる
「完璧にやるべき」
「全部自分でやるべき」
「いい人でいるべき」
そんなふうに、自分を縛りすぎていませんか?
「やるべき」と思っていることの多くは、やらなくても問題ない事が多いです。
たとえば:
- 完璧主義をやめる(80%で十分)
- 全部自分でやろうとするのをやめる
- 「いい人」でいようとするのをやめる
- 全てのメールに即返信するのをやめる
これらをやめるだけで、心の負担は大きく軽くなるはずです。
毎週作っていた資料を作るのをやめてみたら、そのことに誰にも気づかなかった、
という話もあります。
「べき」思考は、私たちを疲れさせてしまうんですよね。
3. 無駄な比較をやめる
SNSで他人の生活を見て、「自分はまだまだだ」と感じてしまう。
過去の自分と比較して、「あの頃はもっとできていたのに」と落ち込んでしまう。
そんな経験はありませんか?
比較に使っている時間とエネルギーを取り戻しましょう。
たとえば:
- SNSで他人の生活と比較するのをやめる
- 「みんなやってるから」で判断するのをやめる
- 過去の自分と比較して落ち込むのをやめる
比較をやめると、自分のペースで生きられるようになります。
他人は他人、自分は自分。
そう思えるだけで、心が軽くなるはずです。
やめられないときは環境を変えてみる
「そうはいっても、やめられないんだよな…」
そんなときは、自分を責めるより”環境を見直す”という方法があります。
行動より環境を変える方が楽
「意志力で頑張ろう」と思っても、なかなか続かないですよね。
それなら、環境を変えてみるとうまくいくかもしれません。
意志力に頼らず、仕組みで解決しましょう。
たとえば:
- ついスマホを見てしまうなら、あえて遠いところに置いておく
- 人間関係に悩んでいるなら、物理的な距離をとってみる
- ついYouTubeを開いてしまうなら、アプリを削除する
このように、行動を変えようとしても続かないときは、先に「環境」を変えてしまうのは意外と効果的です。
習慣は、思っている以上に環境に左右されますからね。
具体的な環境変化の例
環境を変えるといっても、大きく変える必要はありません。
小さな変化から始めてみましょう。
小さな変化:
- スマホを寝室に持ち込まない(遠いところに置く)
- SNSアプリを削除する
- 通知を全てオフにする
中程度の変化:
- 物理的な距離をとる(人間関係)
- 作業場所を変える(カフェ、図書館)
- 付き合う人を変える
大きな変化:
- 引っ越して住む場所を変える
- 転職して職場環境を変える
実際の例:
引っ越したことで夜ふかし癖が治った人もいますし、
職場が変わると自然とSNSを見る時間が減ったという人もいます。
ベトナム戦争中にヘロインなどを使っていた兵士たちの多くが、帰国したら依存から抜けたという例もあります。
それほど環境の変化は大きな効果があります。
人間は、「ついやってしまう」を環境に委ねている生き物なのかもしれませんね。
やめた時間で何を取り戻す?
1日は24時間しかありません。
だからこそ、「何をやらないか」を決めることは、自分の時間を取り戻すための第一歩です。
「余白」を持つ贅沢
何かをやめたことで、余白ができたとき、
その余白をどう埋めようかと考える時間が、実は一番贅沢だったりします。
すぐに埋める必要はありません。
ただぼんやりと過ごしてもいいし、何もしなくてもいい。
余白を楽しむ時間が、心に余裕を与えてくれるんですよね。
本当にやりたいことを見つける
手放してもいいことはなんだろう?
空いた時間で何をしたいんだろう?
そんなふうに考えてみるだけでも、
少しずつ「本当にやりたいこと」が見えてくるかもしれません。
今の自分なら、なんでもできそうな気がしてきますね。
1日24時間という制約の中で、「何をやらないか」を決めることが、自分の時間を取り戻す第一歩です。
やめた時間で、何を取り戻したいですか?
まとめ:小さな「やめる」から始めてみませんか
時間を作る3つのステップをご紹介しました。
1. 「やめること」を見つける
- 意味のない習慣をやめる
- 「べき」思考をやめる
- 無駄な比較をやめる
2. やめられないときは環境を変える
- 意志力に頼らず、仕組みで解決
- 小さな変化から始める
- 環境は習慣を左右する
3. やめた時間で何を取り戻すか考える
- すぐに埋めなくてもいい
- 余白を楽しむ時間が贅沢
- 本当にやりたいことを見つける
「時間がない」から抜け出すには、時間術ではなく「やめる勇気」が必要です。
まずは小さなことから、ひとつだけやめてみませんか?
それだけで、驚くほど時間が戻ってくるかもしれません。
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