なりたい自分がわからないあなたへ|夢を見つける4つのステップと自分らしさを取り戻す方法

Shunsuke

幼い頃を思い出してみてください。

あなたの将来の夢は何でしたか?

野球選手?サッカー選手?
ケーキ屋さん?お花屋さん?

多くの子どもたちは、無邪気に将来の夢を語っていましたよね。

でも、大人になるにつれて、「安定しているから」「周りがそうしているから」といった理由で職業を選ぶようになっていませんか?

気がつけば、「やりたいこと」よりも「やるべきこと」で頭がいっぱいになり、なりたい自分が見えなくなってしまう。

この記事では、なりたい自分を見つける4つのステップと、自分らしさを取り戻すための考え方をお伝えします。

なりたい自分がわからなくなる理由とは?

まず、なぜ私たちは「なりたい自分」がわからなくなってしまうのでしょうか。

職業選択の自由があるからこそ迷う現代

かつての日本では、生まれながらの身分によって職業が決まっていました。

選択肢が限られていたからこそ、武士は「どんな人間になりたいか」という問いに真剣に向き合いました。

そして、そこから独自の武士道精神が育まれたと言われています。

一方で、現代に生まれた私たちには職業選択の自由があります。

自由に職業を選んだうえで、さらに自分らしさを表現できる。

これは素晴らしいことですが、だからこそ迷ってしまうんですよね。

選択肢が多すぎて、何を選べばいいのかわからなくなってしまいます。

「やるべきこと」に追われて「やりたいこと」を見失う

  • 仕事
  • 家事
  • 人間関係

毎日がやるべきことで埋め尽くされていませんか?

朝起きてから夜寝るまで、タスクをこなすことに精一杯で、自分が本当にやりたいことを考える余裕がない。

そんな日々を過ごしていると、「やりたいこと」そのものを忘れてしまいます。

「これは本当に自分がやりたいことなのか?」と立ち止まる時間が、必要なのかもしれません。

他者の期待に応えることで自分を見失う

「期待に応えなければ」という思いが、あなたを縛っていませんか?

  • 親の期待
  • 上司の期待
  • 周りの期待

他者の期待に応え続けることで、いつのまにか自分の気持ちが見えなくなってしまいます。

「これは私がやりたいことなのか、それとも誰かの期待に応えているだけなのか」

その境界線が曖昧になってしまうんですよね。

他人の評価を気にしない生き方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
他人の評価を気にしない生き方とは?「内なるスコアカード」で自分軸を見つける方法

周りと比較して焦りを感じる心理

SNSを開けば、キラキラした投稿が目に入ります。

「あの人はもう結婚している」
「この人はキャリアで成功している」

つい比較してしまって、焦りを感じていませんか?

でも、人それぞれ歩むペースは違います。

他人と比較するのではなく、昨日の自分と比較する。

その視点が大切なのかもしれません。

他人と比較してしまう癖をやめる方法については、こちらの記事をご覧ください。
他人と比較してしまう癖をやめたい|昨日の自分と比較する成長の考え方

「どんな人間になりたいか」を考える意味

幼い頃、将来の夢を尋ねられると、多くの子どもたちが職業を答えますよね。

でも、職業というのは、あくまで自分を表現する手段であって夢ではないはずです。

職業は手段であって夢ではない

野球選手になりたい。
ケーキ屋さんになりたい。

これらは確かに素敵な夢です。

でも、本当に大切なのは「どんな人間になりたいか」ということではないでしょうか。

野球選手になって、多くの人に感動を与える人になりたいのか。
ケーキ屋さんになって、人を笑顔にする人になりたいのか。

職業の先にある「在り方」こそが、本当の夢なのかもしれません。

自由な時代だからこそ問われる「自分らしさ」

現代に生まれた私たちには、職業選択の自由があります。

だからこそ、「どんな人間になりたいか」を深く考える必要があるんですよね。

自由に職業を選んだうえで、さらに自分らしさを表現できる。

この自由をどう活かすかは、あなた次第です。

あなたが最も自分らしさを表現できる生き方は、何でしょうか?

「素敵なお嫁さんになりたい」という答えが理にかなっている理由

幼い頃を思い返してみると、「素敵なお嫁さんになりたい」と答える女の子がいました。

この答えは、実は最も理にかなっているのかもしれません。

職業ではなく、「どんな人間になりたいか」を答えているからですね。

「素敵な人になりたい」
「誰かを幸せにする人になりたい」

そういった在り方を、子どもなりに表現していたんですよね。

私たち大人も、職業という枠を超えて、「どんな人間になりたいか」を考えてみる価値があるのではないでしょうか。

なりたい自分を見つける4つのステップ

それでは、具体的になりたい自分を見つける方法を見ていきましょう。

4つのステップに分けてご紹介します。

ステップ1:過去の自分と対話する

まず最初のステップは、過去の自分と対話することです。

幼い頃の夢を思い出す

幼い頃、あなたは何に夢中になっていましたか?
どんなことに心を動かされましたか?

子どもの頃の純粋な興味や関心は、あなたの本質を表しているかもしれません。

「そんな昔のことを思い出しても意味がない」と思うかもしれません。

でも、幼い頃に好きだったことの中に、今のあなたに必要なヒントが隠れているかもしれないんですよね。

何に心を動かされたか振り返る

これまでの人生で、どんな瞬間に心が動きましたか?

  • 嬉しかったこと
  • 感動したこと
  • 誇らしく思ったこと

そうした感情の記憶を辿っていくと、あなたが大切にしている価値観が見えてきます。

ノートやスマホのメモに書き出してみるのもいいかもしれません。

好きだったこと、夢中になったことをリストアップ

過去に夢中になったことをリストアップしてみましょう。

それは仕事でも趣味でも、何でも構いません。

「時間を忘れて没頭したこと」は、あなたの本質的な興味を示しています。

そのリストを眺めてみると、共通点が見えてくるかもしれません。

ステップ2:「やりたくないこと」を明確にする

次のステップは、少し意外かもしれません。

「やりたいこと」ではなく、「やりたくないこと」を明確にします。

やりたいことより、やりたくないことを見つける

実は、「やりたいこと」を見つけるよりも、「やりたくないこと」を見つける方が簡単です。

「これは嫌だ」
「こういう生活は送りたくない」

そうしたネガティブな感情の方が、明確だったりしますよね。

やりたくないことを避けていくと、自然とやりたいことが見えてくるかもしれません。

「やるべき」から「やりたい」へのシフト

「やるべきこと」のリストと「やりたいこと」のリスト。

あなたの日々は、どちらで埋められていますか?

「やるべき」ばかりで疲れているなら、少しずつ「やりたい」を増やしていく。

小さなことからで大丈夫です。
週に1回、30分だけでも、自分がやりたいことをする時間を作ってみませんか?

時間の使い方を見直す

時間は有限です。

あなたの貴重な時間を、本当に大切なことに使えていますか?

「これは本当に自分にとって必要なことなのか」と問いかけてみる。

そうすることで、優先順位が見えてくるかもしれません。

時間の作り方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
時間の作り方は「やめること」を決めるだけ|忙しさから抜け出す3つのステップ

ステップ3:憧れの人を分析する

3つ目のステップは、憧れの人を分析することです。

3人の憧れの人を選ぶ

あなたが憧れる人を、3人選んでみてください。

有名人でも、身近な人でも構いません。

「この人のようになりたい」と思える人を思い浮かべてみましょう。

共通点を見つける

3人の憧れの人には、どんな共通点がありますか?

  • 価値観
  • 生き方
  • 考え方

共通点を探していくと、あなたが本当に大切にしたいものが見えてきます。

それは、あなた自身が目指したい方向性を示しているのかもしれません。

真似するのではなく、自分らしさを見つける

ここで大切なのは、憧れの人を「真似する」ことではありません。

その人の本質的な価値観や姿勢から学び、自分なりの方法で表現することです。

憧れの人の表面的な行動を真似しても、同じようにはなれません。

でも、その人が大切にしている価値観を理解し、自分なりに実践することはできますよね。

憧れの人を真似することについては、こちらの記事もご覧ください。
憧れの人を真似しても変われない理由|自分らしさを見つける方法

ステップ4:小さな一歩を踏み出す

最後のステップは、実際に行動することです。

完璧を目指さない

「完璧にできないなら、やらない方がいい」

そう思ってしまうことはありませんか?

でも、完璧を目指す必要はないです。

まずは小さく始めて、徐々に形にしていけばいいんですよね。

毎日1%の成長を意識する

大きな変化を求めなくても大丈夫です。

毎日1%だけ、昨日の自分より成長する。

その積み重ねが、1年後には大きな変化になっています。

小さな一歩を積み重ねることの大切さを、忘れないでくださいね。

行動しながら修正していく

最初から完璧な計画を立てる必要はありません。

まずは行動してみて、うまくいかなかったら修正する。

その繰り返しで大丈夫です。

行動しながら見えてくるものがあるはずです。

目標の立て方については、こちらもご覧ください。
目標が続かないのはなぜ?正しい目標の立て方5つの原則

なりたい自分になるために手放すべき3つの考え方

なりたい自分を見つけるためには、手放すべき考え方もあります。

壮大な夢でなければならない

夢は、壮大でなければならないと思っていませんか?

小さな夢も立派な夢

「世界を変える」ような壮大な夢だけが、立派な夢ではありません。

「家族を笑顔にする」「好きなことを仕事にする」といった小さな夢も、とても大切です。

あなたにとって意味のある夢なら、それが一番の夢なんですよね。

プロセスを楽しむことの大切さ

夢を叶えることも大切ですが、そこに至るプロセスを楽しむことも同じくらい大切です。

「いつか夢が叶ったら幸せになれる」のではなく、「今、夢に向かっている時間が幸せ」だと思える。

そんな生き方ができたら素敵ですよね。

一度決めたら変えてはいけない

夢は、一度決めたら変えてはいけないと思っていませんか?

夢は変わっていいもの

人は成長します。

経験を積むことで、価値観も変わります。

だから、夢が変わるのは自然なことなんです。

「昔はこれがやりたかったけど、今は違う」

それでいいんですよね。

試行錯誤しながら見つける

最初から完璧な答えを見つけようとしなくても大丈夫です。

いろいろ試してみて、「これは違うな」と思ったら方向転換する。

そうやって試行錯誤しながら、本当にやりたいことを見つけていけばいいんです。

夢を諦めた自分はダメ

過去に夢を諦めたことを、責めていませんか?

過去の夢を諦めたことを責めない

幼い頃に抱いた夢を、すべて叶える必要はありません。

状況が変わったり、興味が変わったりするのは当たり前のことです。

過去の自分を責めるのではなく、「あの時はあれが精一杯だった」と受け入れてあげましょう。

「なろうとした者だけ」が「なりたい者になれる」

作家の喜多川泰氏の作品『君と会えたから・・・』に登場するハルカは、こう語っています。

生まれてから今日まで抱いてきた数々の壮大な夢のすべてを、それに向けて何をすることもなく、あるいは、ちょっとやったくらいでうまくいかなかったことを理由に、簡単に捨ててしまうんだ。

また、ゲーム『FINAL FANTASY X』に登場するキマリ=ロンゾというキャラクターは、こんな言葉を残しています。

なりたい者になれるのは なろうとした者だけだ

FINAL FANTASY X —— キマリ=ロンゾ

大切なのは、「なろうとする」ことです。

完璧に叶えられなくても、その方向に向かって一歩を踏み出す。

その勇気が、あなたを変えていくのかもしれません。

自己批判をやめる方法については、こちらの記事もご参考ください。
「自分のせい」にしてしまうのはなぜ?自己批判をやめたい人が知っておくべき心理と5つの対処法

なりたい自分を見つけるための日常的な習慣

最後に、なりたい自分を見つけるための日常的な習慣をご紹介します。

ジャーナリングで心と対話する

毎日5分でもいいので、自分の気持ちを書き出してみませんか?

ノートでも、スマホのメモでも構いません。

  • 今日はどんなことを感じたか
  • 何が嬉しかったか
  • 何が嫌だったか

そうした感情を言葉にすることで、自分の本当の気持ちが見えてきます。

感情の動きを観察する

日常の中で、どんな時に心が動きますか?

ワクワクしたり、落ち込んだり、怒りを感じたり——。
その感情の動きを観察してみましょう。

感情は、あなたが大切にしているものを教えてくれます。

何に喜びを感じるのか、何に腹が立つのか。

それを知ることが、自分を理解する第一歩です。

新しいことに挑戦してみる

今までやったことのないことに、挑戦してみませんか?

  • 新しい趣味
  • 新しい場所
  • 新しい人との出会い

新しい経験は、新しい自分を発見するきっかけになります。

「自分にはできない」と決めつけずに、まずはやってみる。

その先に、意外な発見があるかもしれません。

余白の時間を作る

スケジュールを予定で埋め尽くしていませんか?

何もしない時間、ぼーっとする時間も大切です。

余白があるからこそ、新しいアイデアが生まれたり、自分の気持ちに気づけたりします。

心の余裕を取り戻す方法については、こちらの記事をご覧ください。
心の余裕の作り方|余裕がない原因と「スラック」で心のゆとりを取り戻す方法

まとめ:なりたい自分は行動しながら見つかる

なりたい自分がわからないのは、決して恥ずかしいことではありません。

むしろ、多くの人が同じように悩んでいます。

大切なのは、「やるべきこと」に追われる日々から、少しずつ「やりたいこと」へシフトしていくことです。

この記事でご紹介した4つのステップを、できることから始めてみてください。

  • ステップ1:過去の自分と対話する
  • ステップ2:「やりたくないこと」を明確にする
  • ステップ3:憧れの人を分析する
  • ステップ4:小さな一歩を踏み出す

完璧を目指す必要はありません。

試行錯誤しながら、少しずつ進んでいけば大丈夫です。

まずは一歩を踏み出す勇気を持つこと。

その先に、あなたらしい人生が待っているはずです。

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参考文献

さらに深く、心と向き合いたい方へ

不安なとき、悲しいとき、誰かと話したいとき——。
そんなときに読み返していただける内容を
有料記事「より良く生きるための手紙」にまとめました。

最初の記事は無料でお読みいただけます。
あなたのペースで、
必要なときに、必要な部分だけでも読んでいただけると幸いです。

ABOUT ME
Shunsuke
Shunsuke
エンジニア / 心理カウンセラー / 起業家
ひとりの未熟な人間として、現時点での思考を静かに書き残しています。
正しさよりも、気づきや安心を大切にしたい。
誰かの心が少しでもやわらぐ言葉を残せたらと思っています。

尊敬する人物はチャーリー・マンガーとウォーレン・バフェット。
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