SNS疲れの対処法|承認欲求と情報過多から解放される5つの方法
- 「いいね」の数が気になって、何度もスマホを確認してしまう
- 他人の投稿を見て、自分と比べて落ち込んでしまう
- SNSを見ないと不安なのに、見ると疲れてしまう
- 返信しなければという義務感に追われている
寝る前にスマホを見るとき、こんな気持ちになったことはありませんか?
多くの人がSNS疲れを感じていると言われています。
これは、あなただけではありません。
この記事では、SNS疲れの根本原因である「承認欲求」と「情報過多」について解説し、今日からできる5つの具体的な対処法をご紹介します。
SNS疲れとは?
SNS疲れとは、SNSでのコミュニケーションによって感じる気疲れのことです。
SNS疲れには、大きく分けて2つの原因があります。
「いいね」に振り回される
あなたは、個人的な出来事をSNSに投稿するかわりに、日記に書くことはできますか?
ただし、その日記は自分しか見ないものとします。
もし難しいと感じるなら、もしかすると他人からの反応を求めている部分があるのかもしれません。
この質問に「はい」と即答できる方は、実は多くないのではないでしょうか。
人間には誰しも、承認欲求があります。
それは自然なことです。
ただ、知らないうちに「いいね」の数で自分や他人の価値を測るようになっていないか、少し立ち止まって考えてみてください。
投稿した写真や文章への反応が気になって、何度もスマートフォンを手に取ってしまう。
他人からの評価が気になって、自分の気持ちがわからなくなってしまう。
そんなときは、少し疲れているサインかもしれません。
また、私たちは称賛を求めて投稿する一方で、他者の切り取られた輝かしい一面を見て、嫉妬や羨望を抱いてしまいます。
友人の幸せそうな写真を見て、なぜか胸が苦しくなる。
自分の人生と比べて落ち込んでしまう。
そんな複雑な感情を抱いたことはありませんか?
精神的な暴力に晒される
SNSが生まれるはるか昔、エピクテトスは次のように述べています。
手当たり次第に暴力を振るわれれば、あなたは怒り出すだろう。それなのになぜあなたは、出会う人出会う人が、あなたに精神的な暴力を振るおうとすることを恐れないのだろうか?
この言葉を現代に置き換えると、まさにSNSの状況そのものではないでしょうか。
私たちは知らない人からの心ない言葉や、自分とは価値観の異なる人たちの意見に、毎日のように晒されています。
そして、それらの情報に心を乱され、時には深く傷ついてしまいます。
これでは、自分を不幸にするために貴重な時間をSNSに費やしているようなものですよね。
あなたは、本当に連絡を取りたい人と連絡が取れていますか?
あなたにとって、その情報は本当に必要な情報ですか?
SNSで「友達」になっている人の中で、実際に会って話したいと思える人は何人いるでしょうか。
タイムラインに流れてくる情報の中で、自分の人生を豊かにしてくれるものはどれほどあるでしょうか。
意外と少ないのではないかと思います。
なぜSNSに疲れるのか?
それでは、なぜ私たちはSNSに疲れてしまうのでしょうか。
具体的な原因を見ていきましょう。
1. 他人と自分を比較してしまう
SNSには、他人の輝かしい瞬間ばかりが切り取られて投稿されます。
- 友人の楽しそうな旅行の写真
- 素敵なレストランでの食事
- キャリアアップの報告
そんな投稿を見て、自分の日常と比べて落ち込んだことはありませんか?
でも、それは相手の人生のほんの一部でしかありません。
誰にでも、見せていない部分があるんですよね。
2. 反応を気にしすぎる
投稿した後、すぐに「いいね」の数を確認してしまう。
コメントが来ていないか、何度もアプリを開いてしまう。
反応が少ないと、「私の投稿はつまらなかったのかな」と不安になる。
こうした行動は、承認欲求が強くなっているサインかもしれません。
3. 見栄を張ってしまう
ありのままの自分ではなく、「よく見られたい自分」を演じていませんか?
- 実際より楽しそうに見せる
- 充実しているように見せる
- 成功しているように見せる
こうした見栄は、自分自身を疲れさせてしまいます。
4. 義務感を感じてしまう
「返信しないと失礼かも…」
「投稿しないと忘れられるかも…」
「いいねを返さないと関係が悪くなるかも…」
こんなふうに、SNSが義務になっていませんか?
本来は楽しむためのツールが、いつの間にか負担になってしまう。
それでは本末転倒ですよね。
5. 本当に連絡を取りたい人と繋がっていない
SNSの「友達」の中で、実際に会って話したい人は何人いるでしょうか。
繋がっている人数は多くても、本当に心を許せる人は少ない。
そんな状態では、疲れるばかりで心は満たされません。
量より質が大切なんですよね。
SNS疲れから解放されるための5つの対処法
それでは、具体的にどうすればSNS疲れから解放されるのでしょうか。
今日からできる5つの方法をご紹介します。
どれも私が実践していた内容です。
少しずつSNSと距離をおくための方法としては非常に効果的でした。
1. 通知をオフにする
まず最初にできることは、SNSの通知をオフにすることです。
通知が来るたびに反応していると、集中力が途切れて、無意識のうちに疲労が蓄積されてしまいます。
「見たら気づける」くらいで大丈夫です。
常に通知に追われる必要はありません。
2. 利用時間を制限する
「気づいたら1時間以上SNSを見ていた」という経験はありませんか?
時間に制限を設けることで、SNSとの健全な距離感を保てます。
- 「夕食後の1時間だけ」など、明確なルールを設定する
- スマホを持たない時間を意識的に作る
- 寝室にスマホを持ち込まない
スマートフォンのスクリーンタイム機能を使って、SNSの利用時間を制限するのも良いですね。
3. 「いいね」やフォロワー数を気にしない練習をする
これは、すぐにはできないかもしれません。
でも、少しずつ練習していくことが大切です。
- 「いいね」の数を確認しない日を作ってみる
- 投稿は自分のために残す記録として考える
- 他人の評価ではなく、自分が楽しいかどうかを基準にする
承認欲求は誰にでもあります。
それを否定する必要はありません。
ただ、承認欲求に振り回されないように、自分の軸を持つことが大切なんです。
4. ストレスを感じるアカウントをミュート・ブロックする
見ていてストレスを感じるアカウントは、思い切ってミュートやブロックしてみましょう。
- 見ると落ち込む投稿をする人
- ネガティブな発言が多い人
- 心ない言葉を投げかけてくる人
こうしたアカウントから距離を置くことは、自分を守るための正当な権利です。
「失礼かも」と思う必要はありません。
あなたの心の健康が最優先です。
5. 他人の承認ではなく自分のためにSNSを使う
最後に、SNSの使い方そのものを見直してみましょう。
冒頭の質問をもう一度思い出してください。
「自分しか見ないものとして、個人的な出来事を日記に書くことはできますか?」
もしできないなら、あなたは他人の承認を求めてSNSを使っている可能性があります。
- 日記として使う:他人に見せない前提で投稿できるか考えてみる
- 情報収集ツールとして割り切る:投稿せず、見るだけの使い方もある
- 本当に連絡を取りたい人とだけ繋がる:数ではなく質を重視する
SNSは、あくまで道具です。
使い方次第で、あなたの人生を豊かにも、苦しくもします。
自分のために使う。
それが、SNS疲れから解放される一番の方法かもしれません。
まとめ:SNSは道具。使い方次第で心は楽になる
SNS疲れの原因は、「承認欲求」と「情報過多」にあります。
でも、それを自覚して、対処法を実践すれば、心は少しずつ楽になっていきます。
- 通知をオフにする
- 利用時間を制限する
- 「いいね」を気にしない練習をする
- ストレスを感じるアカウントをミュート・ブロックする
- 自分のためにSNSを使う
まずは1つの対処法から始めてみてください。
無理に全部やる必要はありません。
できることから、少しずつで大丈夫です。
心が疲れたら、SNSから距離を置く勇気を持ってくださいね。
あなたの価値は、「いいね」の数では測れません。
ただ存在していること、それだけで十分に価値があるはずです。
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