考えすぎて疲れたときの対処法|決断を減らして心のゆとりを取り戻す
「もう何も考えたくない」
仕事終わりにそう感じることはありませんか?
何を食べよう、何を着ていこう——。
私たちは1日に約35,000回もの小さな決断をしていると言われています。
こうした決断や思考の積み重ねが、気づかないうちに心のエネルギーを削っていきます。
でも、少しの工夫で「考えすぎ」は防ぐことができます。
この記事では、考えすぎて疲れたときの対処法をご紹介します。
なぜ「もう考えたくない」と思ってしまうのか?
夕方になると「もう考えたくない」と感じてしまうのは、なぜなのでしょうか。
実は、いくつかの原因が重なっているんですよね。
小さな決断が積み重なる
たとえば、夕方にネットショッピングをしていて、なかなか決められないと感じたことはないでしょうか?
それは単に集中力が切れただけではなく、朝からずっと何かを「選び続けてきた」結果かもしれません。
「どうする?」と自分に問い続けることは、それ自体がエネルギーを消費します。
私も、仕事終わりに「あれこれ考えるのが面倒」と感じるときがあります。
そんなときは、夕飯や買い物の判断を誰かにお願いしたくなりますね。
決断疲れという現象
決断を繰り返すごとに、私たちの判断力は少しずつ低下していきます。
これを「決断疲れ」と呼びます。
ある研究では、1日に35,000回もの決断をしているといいます。
朝起きてから何を着るか、何を食べるか、どの道を通るか——。
無意識のうちに、膝大な数の選択を重ねているんですよね。
そして時間が経つにつれて、正しい判断ができなくなる状態が「決断疲れ」です。
でも、これって”甘え”ではなく、脳の自然なSOSなんですよね。
決断疲れについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
→決断疲れを防ぐための10の習慣|忙しい毎日でも判断力を保つ方法
考えすぎる性格
性格的な要因も関係しているかもしれません。
完璧主義
「すべて完璧にやらなきゃ」と思っていませんか?
完璧を目指すあまり、何度も何度も考え直してしまう。
でも、完璧な選択なんて、実は存在しないのかもしれません。
失敗を恐れる
「間違えたらどうしよう」という不安が、決断を遅らせてしまう。
失敗を恐れるあまり、考え続けてしまうんですよね。
他人の目を気にしすぎる
「こう思われるんじゃないか」という不安。
人からどう見られるかを気にしすぎていると、自分の気持ちがわからなくなってしまいます。
考えすぎて疲れているサインは?
あなたは、こんな状態になっていませんか?
次のようなサインが出ているなら、考えすぎて疲れているのかもしれません。
夜になると何も考えたくなくなる
仕事が終わって家に帰ると、もう何も考えたくなくなってしまう。
ただぼんやりとスマホを見ているだけで、寝る時間になってしまった。
そんな経験はありませんか?
これは、1日中考え続けて、脳が疲れ切っているサインかもしれません。
小さなことで悩みすぎる
- ランチメニューを決めるのに5分以上かかってしまう
- 服を選ぶだけで疲れる
- LINEの返信文を何度も考え直す
些細なことでも、決められなくなってしまうんですよね。
普段なら簡単に決められることでも、疲れているときは難しく感じてしまいます。
判断を先延ばしにしてしまう
重要な決断を避けてしまう。
「今日じゃなくてもいいかな」と思ってしまう。
「後で考えよう」が口癖になっていませんか?
これも、決断疲れのサインです。
些細なことでイライラする
普段なら気にならないことでも、疲れているときは過敏に反応してしまいますよね。
感情のコントロールが難しくなるのも、考えすぎて疲れている証拠かもしれません。
考えすぎを防ぐための5つの習慣
それでは、考えすぎを防ぐためにはどうすればいいのでしょうか。
日常の小さな工夫で、考えすぎは防ぐことができます。
ここでは、私が実践している5つの習慣をご紹介します。
1. 決断を「減らす」という選択
考えすぎを防ぐ最も効果的な方法は、「決断の回数を減らすこと」です。
毎回悩まない仕組みをつくることで、無駄な決断を排除できます。
たとえば:
- いつも同じ服を着る
- 朝食を固定メニューにする
- ランチは曜日ごとにお店を決める
- 休憩中に見る動画を「3つまで」に絞っておく
これらはすべて、「悩まなくていいように先に決めておく」工夫です。
自動化に近いですね。
Apple創業者のスティーブ・ジョブズや、Metaのマーク・ザッカーバーグも、同じ服を着ることで判断力を温存していたのは有名な話ですよね。
判断力がどれほど重要なのかを実感させられますね。
小さな決断を一つひとつ減らしていくことで、本当に大切なことに集中できるようになるかもしれません。
2. 意思を守る仕組みづくり
決断疲れの予防は、単なる効率化の話ではありません。
自分の「こうしたい」という感覚を守るための仕組みづくりでもあります。
毎回迷って、疲れて、自分がどうしたいのかもわからなくなっていく——。
そうなる前に、「私はこれはこうする」と先に決めておくことで、心の輪郭が保たれます。
私たちの意思は、意外と小さなことで揺らぎます。
だからこそ、日常の中で守る努力をしてあげたいですね。
3. 考える時間を決める
「悩んでいい時間」を1日30分に制限してみるのも効果的です。
タイマーを使って区切る。
時間が来たら、一旦手放す。
「考えるのは、この時間だけ」と決めておくと、それ以外の時間は考えなくて済みます。
ずっと考え続けていると、疲れてしまいますよね。
だからこそ、時間を区切ることが大切なんです。
4. 思考を書き出す
頭の中でぐるぐる考えているだけでは、整理されません。
紙に書き出してみると、不思議と冷静になれるんですよね。
- 今悩んでいることは何か?
- なぜそれが気になるのか?
- どうすれば解決できそうか?
こうして書き出すことで、思考が整理されます。
ジャーナリング習慣として、毎日少しずつ書くのもおすすめです。
5. 小さな決断は即決する
重要でない決断に時間をかけすぎていませんか?
ランチメニュー、服装など、些細なことは直感で選びましょう。
5秒以内に「イエス」と言えないのであれば、その答えは「ノー」です。
大きな決断と小さな決断を区別することが大切です。
人生を左右するような大きな決断は、じっくり考える必要があります。
でも、ランチメニューや服装といった小さな決断は、即決してしまいましょう。
頼ることは悪いことではありません
考えすぎて疲れているとき、一人で抱え込んでいませんか?
実は、誰かを頼ることも大切な対処法なんです。
誰かを頼ることの重要性
夕飯や買い物の判断を、誰かにお願いする。
これは甘えなのでしょうか?
そんなことはないですよね。
むしろ、信頼関係を構築するうえでは絶対に必要なことです。
一人で抱え込まないことが、心の健康を守る第一歩なんです。
決断を他人に委ねる勇気
こだわりがないことまで、自分で決める必要はありません。
決めてくれる人がいるなら、決めてもらいましょう。
- 「おまかせ」「おすすめ」を選ぶ
- パートナーや家族と役割分担する
最近では、AIに相談してみるのも良いかもしれません。
あえて他人に任せることで、意外な発見があるかもしれません。
専門家を信頼する
専門的なことは、専門家に任せましょう。
すべて自分で調べて決めようとすると、それだけでエネルギーを使ってしまいます。
他人に委ねることは、決して無責任なことではありません。
むしろ、本当に大切なことに集中するための賢い選択だと思います。
「報われない」と感じる前に
「こんなに頑張ってるのに、なぜか報われない」
考えすぎ、決断疲れに気づかないまま働き続けていると、こんな感覚に繋がることがあります。
そう感じる日があったら、一度立ち止まって、「ちゃんと整える」という選択肢を持ってみてください。
無理せず休むことの大切さ。
自分を労わることの大切さ。
忙しいときこそ、少し立ち止まる勇気が必要かもしれません。
まとめ:考えすぎを防ぐための3つのポイント
考えすぎて疲れたときの対処法をご紹介しました。
すべてを一度に実践する必要はありません。
まずは、一つか二つ、できそうなものから始めてみてください。
1. 決断を減らす仕組みをつくる(ルーティン化)
毎日の「定番」を作ることで、小さな決断を減らせます。
2. 考える時間を区切る(書き出す、時間制限)
ずっと考え続けるのではなく、時間を決めて考える。
思考を書き出すことで整理する。
3. 一人で抱え込まず頼る(委ねる勇気)
誰かに頼ることは、甘えではありません。
信頼関係を築くための大切なステップです。
今日からできる小さな一歩
例えば、明日の朝食を今決めておく。
それだけでも、明日の朝の決断が一つ減ります。
悩んでいることを紙に書き出してみる。
誰かに「どっちがいいと思う?」と聞いてみる。
小さな一歩から、始めてみませんか?
決断疲れを防ぐことで、生活の質も大幅に向上します。
「ちょっと考えすぎて疲れてそうだな」と思ったら、無理せずに休むようにしてくださいね。
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