他人はそんなに自分のことを見ていない
「あの人、働いてないのかな?」
昔は平日の朝から遊び歩いていると、すれ違う人にそう思われている気がしていました。
せっかく遊びに出ているのに、どこか落ち着かない。
楽しいはずの時間なのに、周りの視線が気になることもありました。
でも今は、そんなことはありません。
それは自意識過剰というもので、他人はそんなに自分のことを見ていないんですよね。
自分が思っているほど、人は自分に注目していない。
心理学ではこれを「スポットライト効果」と呼びます。
舞台の上でひとりだけスポットライトを浴びているように、自分だけが目立っている気がしてしまう。
でも実際には、誰もそこまで自分を見ていない。
少し考えてみると、わかると思います。
たとえば、昨日自分が街ですれ違った人のことをどれだけ覚えているでしょうか。
服装や持ち物はもちろん、どんな人とすれ違ったかすら思い出せないと思います。
印象的な人がいても、きっと翌日には忘れていることでしょう。
みんな自分のことで頭がいっぱいで、すれ違っただけの人のことまで考えている余裕はないんですよね。
自分が覚えていないのと同じように、相手も覚えていません。
見られている気がするのは、自分が自分のことを一番気にしているからです。
「平日の朝から遊んではいけない」なんて、誰かに言われたわけではありません。
平日休みの人だっています。
「平日は働いているもの」という空気を、自分の中で勝手に作っていただけです。
誰にも強制されていないのに、自分で自分を縛っていました。
どう思われるかは相手次第なので、私にはコントロールできません。
そんなことに振り回されている間に、自分が本当にやりたいことをやる時間は過ぎていきます。
それなら何も気にせず、自分のやりたいことをやったらいいと思います。
もし今、誰かの目が気になって足が止まっていることがあるなら。
その視線は、本当に誰かのものでしょうか。
自分の中にいるもう一人の自分のものではないでしょうか。
一度だけ、思い切ってやりたいことをやってみてもいいのかもしれません。
意外と誰も気にしていなかったと、拍子抜けするような気がします。
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