思考

周りに流される自分を変えたい|群衆から離れて自分で考える力の育て方

Shunsuke

「みんなやっているから」
「周りがそう言っているから」

そんな理由で、自分の判断を変えてしまったことはありませんか?

ウォーレン・バフェットの右腕として知られる投資家チャーリー・マンガーは、「周りに流されないスキル」こそ、最も習得する価値があると語っていました。

今回は、マンガーの考え方をもとに、群衆に流されず自分で考える力を育てる方法をお伝えします。

なぜ「みんなと同じ」を選んでしまうのか?

「みんながやっているから正しいはずだ」

これは心理学では「社会的証明」と呼ばれる傾向です。

周りの人がやっていることを見て、それが正しいと思い込んでしまう。

特に、自分に自信がないときや、判断に迷っているときほど、この傾向は強くなります。

でも、マンガーはこう語っています。

社会的証明の傾向に関する数多くの教訓の中から、自分を高めるために生かせるものを一つだけ挙げろと言われたら、私はこう伝えます。他の人たちが間違った振る舞いをしているときに、それに追随せずにいられるようにすること。これ以上に習得する価値のあるスキルはありません

「これ以上に習得する価値のあるスキルはない」

マンガーがここまで強く言うのは、それだけ多くの人がこの罠にはまっているからだと思います。

「知らないこと」に自信満々で答える人に注意する

マンガーは、社会的証明のもう一つの危険について、ミツバチの話を使って説明しています。

ミツバチは花の蜜を見つけると、巣に戻ってちょっとしたダンスを踊り、仲間に蜜のありかの方角とそこまでの距離を教えます。ある賢い科学者が、もともとあった場所の真上で、自然な状態ではありえないほど高いところに蜜を設置する実験を行いました。はるか上空に蜜があることを伝えるダンスの方法は遺伝子にプログラムされていません。さて、このハチはどうしたでしょうか。そのハチは支離滅裂なダンスを踊り、周りを混乱させてしまいました

マンガーはこのエピソードに続けて、こう語っています。

このハチのような人はたくさんいますね。質問に応えようとして的外れなことを言ってしまう。個人的には、質問されるとよく知りもしないことでも必ず自信満々で答える人とはつき合わないようにしています

知らないことを「知らない」と言えない人は、周りを混乱させます。

そして、そういう人の自信満々な態度に、私たちはつい引きずられてしまいます。

「この人が自信を持って言っているんだから、きっと正しいんだろう」

でも、自信と正しさは別のものです。

周りに流されないために意識すること

では、具体的にどうすれば周りに流されずに済むのでしょうか。

3つの考え方をお伝えします。

「みんな」の中身を確認する

「みんなやっている」と聞いたとき、「みんな」とは具体的に誰なのかを考えてみます。

実は2〜3人の声だったり、SNSの一部の意見だったりすることは少なくありません。

「知らない」と言える人を信頼する

自信満々にすべてに答える人よりも、「それは私にはわかりません」と正直に言える人のほうが、信頼できることが多いです。

判断を急がない

周りに流されるのは、たいてい急いでいるときです。

「今すぐ決めなければ」というプレッシャーを感じたら、一度立ち止まってみる。

それだけで冷静な判断ができるようになります。

焦りへの対処法は、こちらの記事でも解説しています。
焦って行動して後悔する前に|「何もしない」という賢い選択

まとめ:「みんなと同じ」が正しいとは限らない

周りに流されず、自分で考える力の育て方についてお伝えしました。

  • 周りの人がやっているからといって、正しいとは限らない
  • 「流されないスキル」は最も習得する価値がある
  • 知らないことに自信満々で答える人には注意する
  • 「みんな」の中身を確認し、判断を急がないことが大切

「みんながそうしているから」ではなく、「自分はどう思うか」で判断できるようになること。

それが、周りに流されない自分をつくる第一歩ではないでしょうか。

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Shunsuke
エンジニア / 心理カウンセラー / 起業家
ひとりの未熟な人間として、現時点での思考を静かに書き残しています。
正しさよりも、気づきや安心を大切にしたい。
誰かの心が少しでもやわらぐ言葉を残せたらと思っています。

尊敬する人物はチャーリー・マンガーとウォーレン・バフェット。
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