自分との約束を守る方法|小さな規律で自己信頼を築く習慣術

Shunsuke

「今日から早起きする」
「毎日運動する」
「お酒を控える」

そう決めたのに、気づけば3日も経たずに諦めてしまう。

そんな経験はありませんか?

実は、自分との約束を破り続けることは、知らず知らずのうちに自己信頼を失っていくことにつながります。

でも、大きな約束を守れなくても大丈夫です。
小さな約束から始めれば、誰でも「自分を信じられる自分」になれます。

この記事では、自分との約束を守るための具体的な方法と、それによって得られる変化についてお伝えします。

なぜ自分との約束は守れないのか?

他人との約束は守れるのに、自分との約束になると後回しにしてしまう。

そんな経験がある方は多いのではないでしょうか。

「誰にも迷惑をかけない」という甘え

自分との約束を破っても、直接困る人はいません。

他人との約束を破れば、相手に迷惑をかけてしまいます。
だから、なんとか守ろうとしますよね。

でも、自分との約束は違います。

「今日だけは」「明日からやればいいや」と、いくらでも言い訳ができてしまいます。

誰にも責められないからこそ、自分に甘くなってしまうんですよね。

脳は変化を嫌う生き物

新しい習慣を始めようとすると、脳は抵抗します。

これは「習慣引力」と呼ばれる、脳の自然な反応です。
現状維持を好み、新しい行動に対して「元に戻ろう」とする力が働きます。

たとえば:

毎朝6時に起きようと決めても、脳は「いつもの7時起きのほうが楽だよ」と抵抗してきます。

つまり、三日坊主になってしまうのは、意志が弱いからではなく、脳の仕組みによるものなんですよね。

習慣化についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
三日坊主を卒業する習慣化のコツ|毎日1%だけ成長する3ステップ

「今日だけは」が次の例外を呼ぶ

一度例外を作ると、次の例外を作りやすくなります。

「今日は疲れているから」
「今日は特別な日だから」
「今日だけは仕方ない」

最初は本当に「今日だけ」のつもりでも、一度破ってしまうと、次に破るハードルがぐっと下がってしまいます。

投資家のウォーレン・バフェットは、こう語っています。

「小さなことで規律を破ると、大きなことでも破るようになる」

小さな例外が、やがて大きな例外につながっていく。

だからこそ、最初から「例外を作らない」と決めておくことが大切なのかもしれません。

自分との約束を破り続けるとどうなる?

自分との約束を守れないことが続くと、どうなるのでしょうか。

自己信頼が失われていく

約束を破るたびに、「どうせ自分は続かない」というセルフイメージが強化されていきます。

「ダイエットを始めても続かない」
「早起きしようとしても三日坊主」
「勉強しようと決めても結局やらない」

こうした経験が積み重なると、新しいことを始める前から「どうせ無理だろう」と諦めてしまうようになります。

自分で自分を信じられなくなってしまうんですよね。

自己肯定感が下がる

自分との約束を破ることは、自分自身への裏切りでもあります。

「やる」と決めたのにやらなかった。

その事実が、少しずつ自己肯定感を削っていきます。

自己肯定感についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
自己肯定感を高める7つの方法|Doing・Being・Havingの3つの軸でバランスを整える

周りに流されやすくなる

自分との約束を守れない人は、周りに流されやすくなる傾向があります。

自分の中に「これだけは守る」という軸がないと、周囲の意見や空気に簡単に影響されてしまいます。

私自身、こんな経験がありました。

ある日、個人経営の焼肉店に入ったときのことです。

私は「お酒を飲まない」と決めているのですが、周りの人たちがビールを注文する中、私だけコーラを注文しました。

すると、陽気な店主が「あなたはお酒じゃなくていいの?」と尋ねてきました。

そのとき、つい周りに合わせて注文を変えようとしてしまったんですよね。

幸い、一緒にいた友人が「やめときなよ」と止めてくれました。

危うく、自分の中で決めた小さな規律を破るところでした。

「小さな約束」から始める3つのステップ

自分との約束を守れるようになるには、どうすればいいのでしょうか。

ポイントは「小さく始める」ことです。

ステップ1:守れる約束だけをする

最初から大きな約束をすると、挫折しやすくなります。

「毎日腕立て100回」ではなく、まずは「1回」から。
「毎朝5時起き」ではなく、「いつもより15分だけ早く起きる」から。

バカバカしいほど小さく始めることが大切です。

『複利で伸びる1つの習慣』の著者ジェームズ・クリアー氏は、「2分間ルール」を提唱しています。

新しい習慣を始めるときは、2分以内にできるものにします。

  • 「毎晩読書する」→「1ページ読む」
  • 「ヨガを30分する」→「ヨガマットを取り出す」
  • 「5キロ走る」→「ランニングシューズの靴ひもを結ぶ」

「それだと意味がないのでは?」と思うかもしれません。

でも、最初はそのくらいハードルを低くした方がいいんですよね。

「1回やったし、もう少しやっておくか」

そうやって、自然とステップアップしていくことができます。

大切なのは、「守れた」という成功体験を積み重ねることです。

ステップ2:例外を作らない

一度決めたら、例外を作らないことが重要です。

私がお酒を飲まないと決めたのも、「飲む・飲まない」をその場で判断しないためです。

どんなときも「飲まない」と決めておけば、迷う必要がありません。

「今日は特別だから」という誘惑に負けることもなくなります。

どんなに小さな規律でも、それを守ることが自分の誠実さを保つために大切だと思います。

自分の都合の良いように、状況によって変えるものではないです。

ステップ3:周囲に宣言する

個人的な規律は、周囲に宣言すると効果が高まります。

「自分との約束」を「他人との約束」に変えてしまう方法です。

私がお酒を飲まずに済んだのも、友人が知っていてくれたからこそでした。

周りの人々が協力してくれるようになります。
「周りの目」というのも、案外大きな効果があるんですよね。

自分との約束を守ることで得られる3つの変化

小さな約束を守り続けると、どんな変化が起きるのでしょうか。

自己信頼が育つ

約束を守るたびに、「自分にはできる」という感覚が少しずつ育っていきます。

小さな成功体験の積み重ねが、自己信頼の土台になります。

「決めたことを守れた自分」を何度も経験することで、新しいことに挑戦する勇気も湧いてきます。

周りに流されなくなる

自分との約束を守れるようになると、自分の軸ができてきます。

「みんながやっているから」という理由で流されることが少なくなります。

他人の評価を気にしない生き方についてはこちらの記事で解説しています。
他人の評価を気にしない生き方とは?「内なるスコアカード」で自分軸を見つける方法

自己肯定感が高まる

約束を守る自分を、好きになれるようになります。

「言ったことを実行できる自分」という自己イメージは、自己肯定感を高めてくれます。

これは、他人との約束を守るよりも、ずっと大きな効果があるように思います。

なぜなら、自分との約束を守ることは、誰にも見られていなくても正しいことをする、ということだからですね。

「意味のある規律」を選ぶ

ただし、何でもかんでも規律を作ればいいわけではありません。

守られていない規律は見直す

守られていない規律は、もしかすると「間違った規律」なのかもしれません。

意味のある規律を守るからこそ、規律に価値が生まれます。

もし、どうしても守れない規律があるなら、それは自分にとって本当に必要なものかどうか、考え直してみてもいいかもしれません。

自分にとって大切なことだけを約束にする

すべてを規律で縛る必要はありません。

自分にとって本当に大切なことだけを、約束にすればいいと思います。

逆に言えば、「やめること」を決めることも大切です。

時間の作り方についてはこちらの記事で解説しています。
時間の作り方は「やめること」を決めるだけ|忙しさから抜け出す3つのステップ

まとめ:小さな約束の積み重ねが、揺るがない自分を作る

自分との約束を守ることは、自分への誠実さを保つことでもあります。

  1. 守れる小さな約束から始める
  2. 例外を作らない
  3. 周囲に宣言して効果を高める

大きな約束ではなく、小さな約束から始めてみてください。

約束を守る自分を積み重ねることで、自己信頼と自己肯定感が少しずつ育っていきます。

今日から、ひとつだけ小さな約束を自分としてみませんか。

それを守り続けることが、揺るがない自分を作る第一歩になるはずです。

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Shunsuke
Shunsuke
エンジニア / 心理カウンセラー / 起業家
ひとりの未熟な人間として、現時点での思考を静かに書き残しています。
正しさよりも、気づきや安心を大切にしたい。
誰かの心が少しでもやわらぐ言葉を残せたらと思っています。

尊敬する人物はチャーリー・マンガーとウォーレン・バフェット。
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