思考

嫌なことを先にやると毎日がラクになる|後回しにしない「おばあちゃんのルール」

Shunsuke

「やらなきゃいけないのに、つい後回しにしてしまう」
「嫌なことを先延ばしにして、結局もっと大変になった」

こんな経験はありませんか?

ウォーレン・バフェットの右腕として知られる投資家チャーリー・マンガーは、「嫌なことを先にやる」というシンプルなルールを、人生で最も大切な自己規律の一つだと考えていました。

今回は、マンガーが実践していた「おばあちゃんのルール」をお伝えします。

「おばあちゃんのルール」とは?

マンガーは、自己規律の基本として「おばあちゃんのルール」を紹介しています。

具体的に言うと、「おばあちゃんのルール」とは、デザートに手をつける前にニンジンを食べるよう、子どもに要求することです。ビジネスの世界に当てはめると、経営幹部に対し、ご褒美のような楽しい仕事に着手する前に気乗りしないが必要な仕事を行うよう、自らに毎日強いることを求めるルールになります

「デザートの前にニンジンを食べる」

とてもシンプルな話です。

楽しいことの前に、嫌だけど必要なことを先にやる。
子どものしつけと同じように、大人の自分にも同じルールを課す。

マンガーのおもしろいところは、これを「子ども向けのルール」ではなく、「経営幹部にも必要なルール」だと言っているところです。

つまり、どれだけ能力が高くても、地位が高くても、このシンプルな自己規律は必要だということです。

なぜ嫌なことを先にやるとラクになるのか?

嫌なことを後回しにしていると、頭の片隅にずっと「やらなきゃ」という思いが残ります。

これが、じわじわとエネルギーを奪っていきます。

たとえば:

上司への報告メールを後回しにしているとき。

他の仕事をしていても、「あのメール、まだ書いてないな」という思いがチラつく。
集中力も落ちるし、何となく落ち着かない。

でも、朝一番にそのメールを送ってしまえば、残りの時間はすっきりした気持ちで過ごせます。

嫌なことを先にやる最大のメリットは、「残りの時間が軽くなる」ことです。

後回しにするほど、心の負担は増えていきます。
先にやってしまえば、その負担から解放されます。

「勝ち目がないとき」はさっさと降りる

マンガーは、もう一つ大切なことを語っています。

ポーカーから学ぶべきことは、勝ち目がないときにはゲームをさっさと降りて、チャンスが巡ってきたら大きく勝負にでるってこと。チャンスは必ずくるけれど、そう頻繁にあるわけじゃないから、巡ってきたチャンスは必ずつかみ取らなきゃ駄目なんだ

「嫌なことを先にやる」ことと、「勝ち目のないことに時間を使う」ことは違います。

必要だけど気乗りしないこと(ニンジン)は、先にやる。
でも、そもそも意味がないこと(勝ち目のないゲーム)は、さっさとやめる。

この見極めも、大切な判断です。

やるべきことかどうかの判断基準については、こちらの記事も参考になるかもしれません。
やらないことを決めると判断がラクになる|迷いが減るシンプルな基準の作り方

「おばあちゃんのルール」を毎日に取り入れる

このルールを実践するコツは、難しく考えないことです。

朝一番に「いちばん嫌なこと」をやる

1日の中でいちばん気乗りしないタスクを、朝一番に片づけます。

それだけで、残りの時間の気分がまったく違います。

「小さなニンジン」から始める

いきなり大きな嫌なことに取りかかるのが難しければ、5分で終わる小さなタスクから始めてみます。

  • 返信を後回しにしていたメールを送る
  • 片づけたかった書類を整理する
  • 先延ばしにしていた電話をかける

小さな「ニンジン」を先に食べる習慣ができると、だんだん大きなことにも取りかかれるようになります。

まとめ:デザートの前にニンジンを食べる

嫌なことを先にやる「おばあちゃんのルール」についてお伝えしました。

  • 「おばあちゃんのルール」とは、楽しいことの前に必要なことを先にやること
  • 嫌なことを先にやると、残りの時間が軽くなる
  • 後回しにするほど心の負担は増え、先にやるほど解放される
  • ただし、そもそも「勝ち目がないこと」にはさっさと見切りをつける
  • 朝一番に「いちばん嫌なこと」をやるだけで、1日の質が変わる

「デザートの前にニンジンを食べる」

子どものときに言われたことと同じルールが、大人になった今でも、いちばん効果的な自己規律なのかもしれません。

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Shunsuke
エンジニア / 心理カウンセラー / 起業家
ひとりの未熟な人間として、現時点での思考を静かに書き残しています。
正しさよりも、気づきや安心を大切にしたい。
誰かの心が少しでもやわらぐ言葉を残せたらと思っています。

尊敬する人物はチャーリー・マンガーとウォーレン・バフェット。
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