白馬の王子様を待たずに——自分の力で幸せを掴むための心構え

「お金持ちと結婚して幸せになりたい」
「私を幸せにしてくれる人に出会いたい」

このように、幸せを外部の要因や他者の行動に委ねてしまう人もいます。
努力せずに、ただ幸せが訪れるのを待つだけの姿勢は、失望に終わってしまう可能性が高いです。
たとえ幸せが訪れたとしても、それは束の間の喜びとなってしまうと思いますね。

このように、昔話や映画などでよく描かれている「白馬の王子様が現れてすべてを解決してくれる」という幻想を抱いています。
ただ、このような非現実的なシナリオは、現実の世界ではほとんど役に立たないですよね。

「待っていても白馬の王子様は現れない」というのが現実です。
仮に王子様がやってきたとしても、あなたが「お姫様」になることはありません。
誰かに自分の人生を委ねている限り、その人に操られるだけの「奴隷」となってしまいます。

悲劇のヒロインを演じるということは、自分の人生の主導権を他人に委ねているのと同じですからね。

素晴らしい人と出会いたいのであれば、あなたが「その人にふさわしい素晴らしい人物」になれば良いです。

私の好きな言葉に、ナヴァル・ラヴィカントの次の言葉があります。

私に近づきたければ近づきたいほど、優れた価値観を持っていてくれ

シリコンバレー最重要思想家 ナヴァル・ラヴィカント —— エリック・ジョーゲンソン

良くも悪くも、あなたの周りには自然とあなたと同じレベルの人々が集まってきます。

白馬の王子様が存在するかどうかは定かではありませんが、少なくとも彼は馬の扱いを心得ているはずです。
あなたが素晴らしい人物であり続ける限りは——。

自分の死亡記事を書いて、それに恥じない生き方を考えてみるべきだ

ウォーレン・バフェット

Shunsuke

起業家、エンジニア、心理カウンセラー

ひとりの未熟な人間の現時点での思考メモ。
書かれている内容がすべて正しいとは限らない。
少しでも誰かを勇気づけられる言葉を残したい。