幸せは捉え方次第——視点を変えるだけで人生が変わる理由
Shunsuke
心の落書き帳
世の中には、自分がひとりになることを不安に思い、孤独と向き合うことを徹底的に避ける人もいます。
孤独は贅沢 —— ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
でも、たったひとりで自分自身と向き合う時間は、実は、人生においてこれ以上ないぐらいに貴重なものなのです。
孤独を感じて苦しむ人の中には、自己との対話がうまくできない人が多いです。
一方で、独りでいる時間が長い人は、自己と深く対話していることが多い傾向にあります。
コミュニケーションは大きく二種類に分類できます。
一つは自分の内面とのコミュニケーション、もう一つは外部の世界とのコミュニケーションです。
自己との対話が不足していると、自分自身で考える力が弱まってしまうんですよね。
他者との対話では「何も考えずに常に相手の話を合わせる」ということができてしまいますからね。
自己との対話は、自分自身と真摯に向き合うためには非常に重要です。
この時間がなければ、物事を深く考えることができません。
そのため、意識的に自己と向き合う時間を確保することが必要です。
例えば、なんとなくスマートフォンをチェックしている時間や歩いている時間などを自己と向き合う時間に充ててみるのは良いですね。
独りの時間を通じて得られる自己理解は、人間関係や仕事、個人の成長において極めて重要です。
自己反省や自己対話を深めることで、自分の価値観や考え方を明確にすることができます。
「1時間の沈黙は、1年分の読書よりも多くのことを教えてくれる」とマシュー・ケリーも語っています。
「読むこと」と「考えること」。
これらは「働くこと」以上に重要なことだと思います。
自分は何を考え、何を思っているのか。
時には自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。
自己との対話を大切にすることで、心の余裕を持ち、より豊かな人生を送ることができると思います。