人間関係

人生にリセットボタンはない——「こうあるべき」に囚われない生き方

人生にリセットボタンはない——「こうあるべき」に囚われない生き方
Shunsuke

学生の頃、よく一緒にゲームを楽しむ友人がいたんですよね。
時間が合えば一緒にゲームを進め、日々のプレイを楽しんでいました。

どちらかといえば、私の方が時間に余裕があったため、彼のペースに合わせるようにしていました。
でも、ある日、彼が私より一足先にゲームを進めていたんですよね。

そのとき、私は「なんのために待っていたのだろう」と失望し、その感情をそのまま彼にぶつけてしまいました。
冷静に考えると、私たちは約束をしていたわけではなく、ただ私が期待していただけでした。
その結果、彼との関係はぎこちないものになってしまいました。

あのとき、もし私が冷静に対処できていたなら、今も彼と友好な関係を築けていたかもしれません。
一時の感情で大切なものを失ってしまったことは、大きな後悔となります。

この経験から学んだ教訓は二つあります。

ひとつ目は、事実を歪めないこと。

私は自分の期待や先入観で状況を歪めて解釈していました。
現実をそのまま受け入れ、他人に「こうあるべきだ」と期待しないことが大切ですね。

ふたつ目は、気分が安定していないときは発言を控えること。

怒りや悲しみなど、負の感情に包まれているときは、冷静な判断ができません。
そのような時は一旦時間を置き、気分が落ち着いてから考えるようにするべきですね。

逆に、気分が高揚しすぎているときも注意が必要です。
楽観的すぎて取り返しのつかない失敗を招くことがあります。

もしあなたも同じような状況に陥ったら、まずは一度冷静になってみてください。
感情に流されず、理性的な判断を心がけることが、人間関係を良好に保つ鍵となります。

人生というゲームにはリセットボタンはありませんからね。

ABOUT ME
Shunsuke
Shunsuke
起業家、エンジニア、心理カウンセラー
ひとりの未熟な人間の現時点での思考メモ。
書かれている内容がすべて正しいとは限らない。
少しでも誰かを勇気づけられる言葉を残したい。
記事URLをコピーしました