聞いているのに「聞いてくれない」と言われる理由——共感の大切さ
Shunsuke
心の落書き帳
学生時代、誰もがテストの点数で一喜一憂した経験があると思います。
テストの点数が低くて親や教師に叱られた人も多いはずです。
でも、テストは本来、理解度を測るためのものであって、点数自体に善悪の区別はないはずなんですよね。
それにもかかわらず、多くの場面で競争の道具として利用されています。
たとえば、59点の人と60点の人の理解度にはほとんど差がないのにもかかわらず、成績や待遇には大きな差が生まれることがあります。
この1点は本当にそれほど重要なんですかね?
私は競争がそれほど好きではないんですよね。
競争というより、誰かを蹴落とさないと上に行けないような「ゼロサムゲーム」が好きではないです。
それでも、受験や就活という制度が存在し、明確な結果が出る以上、競争から完全に逃れることが難しいのも事実です。
だからこそ、自分の中で確固たる基準を設けることが大切だと思うんですよね。
「正解は称賛して、不正解は今後の学習に活かす」という姿勢が大切なのかなと思います。
比較対象は「他の誰か」ではなく、「過去の自分」です。
昨日の自分よりも少しだけ成長していたら良いんですよね。
ゼロサムゲームに参加しなければ、心の平安を保つことができます。
自分の長所を伸ばすのも良いし、短所を補うのも良いと思いますよ。
また、ウォーレン・バフェットの右腕として知られるチャーリー・マンガーも次のように語っています。
目覚めたときよりも少し賢くなっているように心がけて日々を過ごしなさい。やるべきことを忠実に、よりよくこなしなさい。毎日少しでもいいから前に進もうと努力しなさい。やがて――長く生きれば――報われる日が来るはずだ。
マンガーの投資術 —— デビッド・クラーク
正しい方向に努力し続けていれば、きっと報われる日が訪れるはずです。
あなたは正しい方向に努力していますか?