羨望という大罪——羨望を捨て自分らしさを追求する生き方

あなたには憧れの人はいますか？

多くの人が、他者に対して「あの人のようになりたい」といった羨望を抱きます。
でも、あなたは本当に「あの人のようになりたい」のでしょうか？

「あの人のようになりたい」というのは、「その人が持つすべてを自分のものと交換したい」ということです。
「あなた」を完全に排除して、完全に入れ替わらなければ「憧れのあの人」にはなれないんですよね。

そこまで言われると、多くの人が「あの人のようになりたくない」のではないかと思います。

自分の家族や友人を失ってまでなりたいとは思わない。
ましてや、その人の持つすべての問題を引き受けたくはない。

羨望は無駄な感情のため、極力避けたほうが良いです。
チャーリー・マンガーは「羨望は大罪である」とまで言い切っています。

だれかが自分よりも速く儲けていることを気にするのは、大罪です。羨望は唯一、どうやっても楽しむことができないつまらない罪です。痛みは大きいのにまったく楽しくありません。そんな道を進む必要があるでしょうか。

チャーリー・マンガーの実践グレアム式バリュー投資 ——  トレン・グリフィン

他人を羨むのではなく、すべての人から学ぼうとすることで、より豊かで満足のいく人生を送れるようになるのではないでしょうか。

あわせて読みたい

「運が良かっただけ」と片付けない——成功と努力の真実

チャーリー・マンガーの実践グレアム式バリュー投資

created by Rinker

シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント

created by Rinker

Shunsuke

起業家、エンジニア、心理カウンセラー

ひとりの未熟な人間の現時点での思考メモ。
書かれている内容がすべて正しいとは限らない。
少しでも誰かを勇気づけられる言葉を残したい。