思考

嘘と誠実のバランス——優しさとしての嘘を考える

嘘と誠実のバランス——優しさとしての嘘を考える
Shunsuke

15分前に着いていたのに「私も今来たところだよ」というのは悪か。
聞かれたくないことを聞かれ、適当なことを言うのは悪か。

一般的に嘘は悪とされていますが、時には嘘をついたほうが良いときもありそうです。
相手が嘘をついていると思っても、そのままにしておいたほうが良いときもあるかもしれません。

誰かに嘘をつくということは自分にも嘘をつくということです。
そのため、それが一生背負い続けるような嘘であってはいけません。

嘘について考えると、FINAL FANTASY XIIIのヴァニラとホープの会話を思い出しますね。

ヴァニラ
「たくさん嘘ついから 忘れちゃったよ」

ホープ
「始めは 嘘でいいんだと思います
先のことは怖いから 自分に言い聞かせたり
誰かを守るために つい言ってしまったり
みんなが信じてるものだって 後になれば嘘ってわかることもある
大事なのは それからどうするかってことなんだと思います
本当のことなんて 自分がつくっていけばいい」

ヴァニラ・ホープ —— FINAL FANTASY XIII

嘘をついたことを後悔しているなら謝ればいい。
その嘘が本当のことになるように努力してもいい。

嘘は、自分や相手を守るために使いたいものですね。

ホープはこの会話の最後で素敵な言葉を残しています。

「だから 笑ってください
僕は あなたの笑顔が好きだから」

ホープ —— FINAL FANTASY XIII
ABOUT ME
Shunsuke
Shunsuke
起業家、エンジニア、心理カウンセラー
ひとりの未熟な人間の現時点での思考メモ。
書かれている内容がすべて正しいとは限らない。
少しでも誰かを勇気づけられる言葉を残したい。
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